IaaS (HaaS)
読み方:イアース(ハース)
クラウドコンピューティングのうち、ハードウェアや回線・ネットワーク等の IT インフラを提供するもの。ユーザーは、インターネット経由で、 IT インフラを調達し、 OS やアプリケーションをインストールして利用します。
以前は、「 HaaS (Hardware as a Service)」と呼ばれていましたが、ハードウェア以外の回線等も含めたより包括的な IT 実行基盤の提供がなされるため「 IaaS (Infrastructure as a Service)」という言葉が浸透しました。具体的には、演算処理装置( CPU )、外部記憶装置、通信回線といった IT 資源を利用できます。
従来型のホスティングサービスと異なる点は、仮想化技術を活用して仮想インフラを提供する点です。仮想化技術により、 IT インフラを遠隔のユーザーに割り当てることが可能になり、ユーザーはサーバーやストレージの需要に応じてサービスを購入します。パブリック・クラウドでは、これまで数週間かかっていた IT インフラの調達が、数分から 10 分程度で完了するようになりました。プライベート・クラウドでは、個別の仕様に対応するので、もう少し調達まで時間がかかります。
HaaS という言葉の発端は、 2006 年にサービスを開始した「 Amazon S3 」「 Amazon EC2 」を受けて、 IT アナリストのヴィニー・マーチャンダニ( Vinnie Mirchandani )や、テクノロジー、ビジネスおよび文化について書籍や論文を発表している ニコラス・ G ・カー( Nicholas G. Carr )が自身のブログ上で、「 HaaS 」と記載し始めたこととされています。
クラウドコンピューティングでは、プロバイダーがどのようなハードウェアを採用し、どのように運用しているかが、ブラックボックスになるため、セキュリティや可用性、パフォーマンスなどを自社でコントロールしたい場合には適しないケースもあります。用途や要件を見極めて、部分的な採用も検討したほうがよいでしょう。
代表的なサービス例
海外
- Amazon EC2(米国・アマゾン)
- Rackspace Cloud Server(米国・ラックスペース)








