パブリッククラウド
パブリッククラウドは、クラウドコンピューティングサービスのうち、不特定多数の利用者を対象に提供されるものを指します。
一般的に「クラウドコンピューティング」といった場合は、この「パブリッククラウド」を指すことが多く、「プライベートクラウド」と区別する場合にこの言葉が使われます。
特徴
個人、企業を問わずに利用可能なものが多く、クレジットカードによる決済で当日中に利用が開始できるなど、 IT サービスの調達が手軽である、といった特徴があります。
クラウドの向こう側
Google や Amazon などパブリック・クラウドを提供する事業者は、自社で大規模なデータセンターを数カ所構えており、そこには数万台、数十万台という大量なサーバーが設置されています。サーバー仮想化技術と、分散処理技術によって、大きな 1 つのクラウド環境を実現しています。
その価格を実現しているのが、2点です
- 信頼性重視ではなく価格性能比の良好な(安価な)汎用コンピューターを採用している
- オープンソースの OS やミドルウェアをフルに活用している
採用している個々のサーバーは、信頼性の高いものではないため、常にかなりの台数のサーバーで障害が発生しています。グーグルでは、 1800 台あたり 1000 台/年が故障すると発表しています。クラウドを提供するサービスプロバイダーは、それぞれの運用管理ノウハウで、単体ではなく、システム全体で可用性を担保する仕組みを整えており、このノウハウで競争優位を築いています。
また、採用している OS は、 Linux 、仮想化ソフトウェアは Xen 、開発言語は Perl や PHP など、オープンソースによって、ソフトウェアコストを限りなくゼロに近づける努力がなされています。
代表的なサービス例
SaaS
- Salesforce(米国・セールスフォース・ドットコム)
- LotusLive(日本・アイ・ビー・エム)
- Google Apps(米国・グーグル)
PaaS
- Google App Engine(米国・グーグル)
IaaS (HaaS)
- Amazon Web Services(米国・アマゾン)
- ニフティクラウド(日本・ニフティ)
DaaS (Database-as-a-service)
- Amazon SimpleDB(米国・アマゾン)
- SQL Azure Database(米国・アマゾン)








