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[最終更新日]2010/09/15(水曜)

【第3回 補足】 緊急提言!英語だけじゃ、もう遅い。エンジニアとして生死を分ける( !? )次のステップとは?─クラウド・クラウド編集長 江戸達博

英語は年末がリミット!


ビジネスでやりとり
来年、隣のデスクに座るのは外国人かも。

前回、英語の重要性についてお話しました。あのコラムを書いてから、実は半年近くたつのですが、その間に、クラウドは浸透し、エンジニアを取り巻く環境は大きく変化しました。実は、英語は、もう当たり前のスキルになっています。

「え!?もう!?」

楽天やユニクロが英語を公用語にすると発表してから数カ月。とはいえ、若手のエンジニアのみなさんは、まだ実感がないかもしれません。しかし、私がクラウド関連の仕事をしていて感じることは、「外国人に対する文化の理解」が「英語」の次のステップとして、現場では求められているということ。英語のサービスを利用することに留まらず、既に外国人とビジネスで直接やりとりする機会が増えています。はじめは、背の高さから、何から、いちいち驚いていましたね(笑)チームとして仕事を進める上で、または有利に交渉を進める上では、相手の心情を十分に理解して、こちらの立ち居振る舞いを決定していかねばなりません。周囲の日本人とは概ね、違う心の動きをします。

英語の次のステップ


キャリアパス
英語を勉強しない道は、行き止まり

前回、英語ができないと、エンジニアとして埋もれると書きました。埋もれるというのは、キャリアパスがないということ。社内的なキャリアパスがあっても、社外のエンジニア市場で絶対比較をされた場合には、すでにあなたのキャリアパスは、線の形をなさず、点となり、現在の位置にとどまり続けることになります。

エンジニアとしてもっとスキルを身につけたい、多くの人の役に立ちたい、世の中に何らかのインパクトを与えたい。多くの若手エンジニアが高い志を抱いていますが、視野が日本で完結していては現状、残念ながらこれ以上の発展は望めません。逆に、今、エンジニアとして何らかの閉塞感を感じている人は、英語、そして外国人に対する文化の理解を体得することで、次の一歩が踏み出せる可能性があります。もちろん、ITに関する次のステップも身につける必要があります。

自分の実感と、周囲の話を総合すると、こんな流れがみえてきました。

今までのトレンド

  • IT関連 … 仮想化などの技術
  • IT業務関連 … 英語

これからのトレンド

  • IT関連 … クラウドビジネスメソッド
  • IT業務関連 … 外国人に対する文化の理解

さあ、今日からトレーニングを始めよう


盆栽
外国人に、日本文化を伝えることができますか?

これからのトレンドを意識して、トレーニングを始めましょう。では、いつ身につけるべきか。それは学生時代です。外国人と積極的に交流しましょう。留学などもいいですね。

「もう社会にでちゃったよ!」

でしたら、就業後の2時間を使いましょう。業後2時間の勉強は、海外のエンジニアでよく言われている時間の「スロット」です。業後の2時間を、新しいことを学んだり、新しいスポーツの練習するために確保してしまう習慣があります(私の周りだけかもしれませんが)。

「終電まで毎日仕事で、そんなの無理だ!」新人のエンジニアから文句が聞こえてきそうです(笑)初めは業後の時間を、なかなか自分でコントロールできる立場にはないですね。ならば、朝もいいと思います。通勤時間でも、休憩時間でも、寝る前やお風呂後の30分でもいい。とにかく、1日の中で、意図的にスロットを作る。そして、それを習慣化してしまうのです。「勉強より、仕事をしている時間のほうが尊い」そんな価値観の会社に所属しているエンジニアもいるはず。でもその延長には、仕事がなくなる可能性があるということを、ちょっと意識したほうがいいかもしれません。

では、外国人に対する文化の理解は、どうやって体得するか。大原則は、外国人という枠は一旦置いておいて、自分とは違う「人」として認識することです。自分の会社とは違う産業の文化、違う会社の企業文化、自分と違う人の考え方を理解しよう、と努めることです。外国人を含めて、普段接している友達や同僚と、違うタイプ、違う環境の人と、積極的に交流することは一つのトレーニングになると思います。

外国人に対する理解というのは、お互い、日本人、外国人、それぞれ自国の文化があり、本人が意識しているので、相手への理解も思ったほど大変ではないと思います。ファーストステップは、自国の文化を理解することが最も簡単ではないでしょうか。自国の文化に自覚的なら、相手との違いを見出し、理解することはそう難しいことではないはずです。

本来雲(クラウド)に隠れがちな、相手の環境を理解して、自分の環境も説明できることが、今必要とされている見える化なのではないでしょうか?先日、英語が公用語になった楽天では「重要なので、日本語で失礼します」という言い回しが流行している、という噂がTwitterで話題になりました。相手を理解した次のステップは、自分の環境を説明できることかもしれませんね。

振り返り

トレーニング

外国で作られた映画*、外国人が書いた物語で、日本人を探してみましょう。どんな人物像として描かれていますか?

編集長おすすめの映画

ソフィア・コッポラ監督「Lost in Translation

オススメコメント

この映画は、新宿と六本木で撮影された外国映画です。日本に来た外国人が一切日本人の言っていることがわからないというシチュエーションの中で、異国の地で偶然会った中年のおじさんと若い女性の恋愛を描いています。
この映画は、字幕を付けないで見るのが通だといわれています。全編のうち日本語が3割、英語が7割で、海外上映時には一切日本語に字幕がありませんでした。(まさしくLost in translation)
日本語の部分が結構重要なシーンなので、外国人にとって日本語のシーンが気になるという映画です。私は、知り合いの外国人の家で初めてみたのですが、都度、日本語のシーンを翻訳させられました。逆に、日本人が字幕なしでみると、なんてことはない映画に感じられます…

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編集長

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氏名 江戸 達博
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趣味 釣り・料理・お酒

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